12  Microsoft Word‎ 環境での作業

12.1  FLIR Word Add-in‎ 画面要素

12.1.1  [FLIR] タブ

FLIR Report Studio をインストールすると、Microsoft Word ドキュメントのリボンに配置されている標準タブの右側に [FLIR] タブが表示されます。
Graphic

12.1.2  [設定] メニュー

[設定] メニューには、次のコマンドが含まれます。
  • [ページ番号の更新]。クリックして、画像に関連するフィールドのページ番号を更新します。
  • [単位の設定]。クリックして、使用する温度と距離の単位を設定します。詳細については、セクション 12.9 カメラ設定を変更する を参照してください。
  • [テンプレート カテゴリ] (レポート テンプレートを作成するときに使用可能です)。クリックして、レポート テンプレートのカテゴリを選択します。詳細については、セクション 13.2.5 テンプレート カテゴリの選択 を参照してください。
  • [ヘルプ]。クリックして、[ヘルプ] メニューを表示します。セクション 12.1.2.1 [ヘルプ] メニュー を参照してください。

12.1.2.1  [ヘルプ] メニュー

[ヘルプ] メニューには、次のコマンドが含まれます。
  • [ドキュメント]。クリックし、[オンライン] を選択してインターネットから最新のヘルプ ファイルを表示するか、[オフライン] をクリックして、コンピュータにインストールされているヘルプ ファイルを表示します。
  • [FLIR ストア]。クリックして、 FLIR ストア Web サイトに移動します。
  • [FLIR サポート センター]。クリックして、 FLIR サポート センターに移動します。
  • [ライセンス情報]。クリックして、ライセンス ビューアを表示します。
  • [アップデートの検索]。クリックして、ソフトウェア アップデートを確認します。詳細については、セクション 15 ソフトウェアの更新 を参照してください。
  • [バージョン情報]。クリックして、FLIR Word Add-in の現在のバージョンを表示します。

12.2  レポートのオブジェクトの管理

12.2.1   General

レポート テンプレートには、オブジェクト (赤外線画像、デジタル写真、表、レポート プロパティなど) のプレースホルダが含まれています。
レポート テンプレートを基にレポートを作成すると、レポートに含めることを選択した画像を基にしてこれらのプレースホルダが自動的に入力されます。また、以降の各セクションの説明に従い、Microsoft Word でレポートを起動した後で追加のオブジェクトを挿入し、そのプロパティを修正することもできます。
独自のレポート テンプレートを作成する場合は (セクション 13 レポート テンプレートの作成 を参照)、以降の各セクションの説明に従ってオブジェクトを挿入し、そのプロパティを定義します。

12.2.2  赤外線画像オブジェクトの挿入

赤外線画像オブジェクトは、レポートが作成されるときに赤外線画像を自動的にロードするプレースホルダです。

次の手順に従います。

12.2.3  デジタル画像オブジェクトの挿入

デジタル画像オブジェクトは、赤外線画像に関連付けられている可視画像のプレースホルダです。

次の手順に従います。

12.2.4  フィールド オブジェクトの挿入

12.2.4.1   一般

フィールド オブジェクトは、レポートが作成されるときに赤外線画像に関連付けられている情報を自動的に表示するプレースホルダです。
フィールド オブジェクトは、例えば Bx1 Average 42.3 のようにラベルと値で構成されます。例えば、42.3 のようにレポートに値のみを表示することを選択できます。

12.2.4.2   手順

次の手順に従います。

12.2.5  表オブジェクトの挿入

12.2.5.1   一般

表オブジェクトは、レポートが作成されるときに、赤外線画像に関連付けられている特定の情報を含んだ表を自動的に表示するプレースホルダです。
次の表オブジェクトを使用可能です。
  • 測定値
  • パラメータ
  • METERLiNK
  • 測位
  • カメラ情報
  • ファイルの情報
  • テキスト注釈
  • メモ
組み込みの表オブジェクトに加えて、独自の表オブジェクトを作成できます。詳細については、セクション 12.2.5.3 カスタム表オブジェクトの作成 を参照してください。
すべての赤外線画像に関する情報を含むサマリー表をレポートに挿入することもできます。詳細については、セクション 12.2.5.4 サマリー表の挿入 を参照してください。

12.2.5.2  表オブジェクトの挿入

次の手順に従います。

12.2.5.3  カスタム表オブジェクトの作成

組み込みの表オブジェクトがニーズを満たしていない場合は、独自の表オブジェクトを作成できます。

次の手順に従います。

12.2.5.4  サマリー表の挿入

サマリー表オブジェクトは、レポート内のすべての赤外線画像に関する特定の情報を含んだ表を自動的に表示するプレースホルダです。

次の手順に従います。

12.2.6  レポート プロパティ オブジェクトの挿入

レポート プロパティ オブジェクトは、レポートが作成されるときに顧客情報と検査に関する情報を自動的に表示するプレースホルダです。

次の手順に従います。

12.2.7  オブジェクトのリサイズ

12.2.7.1  画像オブジェクトのサイズ変更

次の手順に従います。

12.2.7.2  表オブジェクトのサイズ変更

次の手順に従います。

12.2.8  画像の置き換え

他のオブジェクトへのすべての接続を維持しながら、レポート内の画像を置き換えることができます。

次の手順に従います。

12.2.9  オブジェクトの削除

12.2.9.1  画像オブジェクトの削除

次の手順に従います。

12.2.9.2  フィールド オブジェクトの削除

次の手順に従います。

12.2.9.3  表オブジェクトの削除

次の手順に従います。

12.3  画像の編集

FLIR Report Studio Image Editor を使用して、レポートから直接、赤外線画像を編集できます。

次の手順に従います。

12.4  式の操作

12.4.1   一般

FLIR Word Add-in では、赤外線画像のさまざまなアイテムについて、詳細な計算を実行できます。式には、+、–、×、÷ などすべての一般的な数学演算子や関数を含めることができます。また、π などの数値定数を使用することもできます。
もっとも重要な点は、測定結果や他の公式、他の数値データへの参照を公式に挿入できることです。
作成した式は FLIR Word Add-in で使用可能になり、以後のレポートでフィールド オブジェクトや表オブジェクトに挿入できます。
式をテキスト ファイルにエクスポートできます。このテキストファイルは例えば別のコンピュータに送信し、インポートした後に、そのコンピュータ上の FLIR Word Add-in で使用可能です。詳細については、セクション 12.4.4 式のエクスポートとインポート を参照してください。
  • 式は、1 つの赤外線画像上でのみ実行できます。2 つの赤外線画像の差などは計算できません。
  • 赤外線測定値を使用する場合と同じように、赤外線画像内の既存の METERLiNK データを式の値として使用できます。METERLiNK データは、外部の FLIR/Extech メーター (クランプ メーターや水分計など) を赤外線カメラと組み合わせて使用することで、赤外線画像に保存できます。

12.4.2  単純な公式の作成

2 つのスポットの温度差を計算する式の作成

12.4.3  条件付き公式の作成

用途によっては、臨界値よりも結果が低い場合には、計算結果を緑色のフォントで表示し、臨界値よりも高い場合には、計算結果を赤色のフォントで表示したい場合などがあります。このような処理は、IF 文を使用して条件付き式を作成することで実行できます。
次の手順は、温度差の式からの結果を表示する条件付きの式の設定方法を示しています。ここでは、値が 2.0 度よりも高い場合は赤色で結果を表示し、2.0 度よりも低い場合は緑色で表示します。

IF 文を使用した条件付き公式の作成

12.4.4  式のエクスポートとインポート

1 つまたは複数の式をテキスト ファイルにエクスポートできます。このテキストファイルは例えば別のコンピュータに送信し、そのコンピュータ上で FLIR Word Add-in にインポートできます。

12.5  ドキュメント プロパティ

12.5.1   一般

赤外線レポートの作成時に、 FLIR プログラムは、レポート テンプレート用の Microsoft Word ドキュメント プロパティを抽出し、それらのプロパティを最終レポートの対応する Microsoft Word フィールドに挿入します。
これらのドキュメント プロパティを使用して、レポート作成時に、時間のかかるいくつかの作業を自動化できます。例えば、検査場所の名前、住所、電子メール アドレス、使用しているカメラのモデル名、自分の電子メールアドレスなどを自動的に情報に追加できます。
セクション 12.2.6 レポート プロパティ オブジェクトの挿入 も参照してください。

12.5.2  ドキュメント プロパティの種類

2 種類のドキュメント プロパティがあります。
  • 概要ドキュメント プロパティ
  • ユーザー設定ドキュメント プロパティ
これまでは、値のみを変更することができましたが、今後はラベルと値の両方を変更することができます。

12.5.3  Microsoft Word‎ ドキュメント プロパティの作成および編集

ドキュメント プロパティの作成および編集

12.6  レポートの作成

FLIR Report Studio ウィザードを使用して、赤外線レポートを簡単かつ効率的に作成できます。

次の手順に従います。

12.7  レポートのエクスポート

赤外線レポートをクライアントに送信する前に、次のいずれかの形式でエクスポートできます。
  • フラット Docx: レポートを拡張子「_flat」のフラット レポートとしてエクスポートします。フラット レポートは、引き続き通常の Microsoft Word の機能を使用して編集できますが、画像、フィールド、表オブジェクトの管理はできなくなります。
  • PDF: レポートを、編集できない PDF レポートとしてエクスポートします。

次の手順に従います。

12.8  レポート テンプレートの作成

FLIR Report Studio Template Editor を使用して独自のレポート テンプレートを作成できます。

次の手順に従います。

12.9  カメラ設定を変更する

温度単位と距離単位の設定を変更できます。

次の手順に従います。

12.10  ヘルプ メニュー

[ヘルプ] メニューには、サポートおよびトレーニング リソース、ライセンス情報、アップデートの検索などへのリンクが含まれます。
[ヘルプ] メニューは、[設定] の下の [FLIR] タブで使用可能です。