8.3 レーザー距離計とレーザー ポインタ
8.3.1
General
レーザー距離計は、レーザー送信機とレーザー受信機で構成されています。レーザー距離計は、レーザーパルスが対象に到達してからレーザー受信機に戻るまでの時間を測定することにより対象までの距離を特定します。この時間は距離に変換され、画面に表示されます。
レーザー送信機はレーザー ポインターとしても機能します。レーザーがオンになっていると、ほぼ目標の位置にレーザーの点が表示されます。
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警告
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レーザー ビームを直視しないでください。レーザー ビームが目の炎症の原因になることがあります。
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注
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設定によりレーザーを有効にできます。
(設定) > [デバイス設定] > [ライトとレーザー] > [ライトとレーザーを有効にする] を選択します。
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レーザーがオンになると、画面に記号
が表示されます。
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画像の保存時に距離を自動的に測定するようにカメラを設定できます。
([設定]) > [保存オプションとストレージ] > [距離の測定] を選択します。この設定を使用すると、画像の保存時に、[対象距離] パラメータ (セクション
16.5 測定パラメータの変更
を参照) が測定距離で自動更新されます。(ライブ モードの [対象距離] 設定には影響ありません。)
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目標からの反射が低い場合、または目標がレーザー光線に対して角度を持っている場合は、信号が返ってこない場合があります。この場合、距離を測定することはできません。
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レーザー距離計は、一部のカメラ モデルではサポートされません。
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レーザー距離計は、すべての市場仕様で有効にできるわけではありません。
8.3.3 位置の違い
この図は、レーザー送信機と赤外線レンズの光心の間にある位置の違いを示しています。
8.3.4 レーザー警告ラベル
このレーザー警告ラベルと下記の情報はカメラに添付されています。
8.3.5 レーザー規則および規定
波長: 650 nm、最大出力: 1 mW
当製品は 2007 年 6 月 24 日付のレーザー法 No. 50 に応じた変更を除き、21 CFR 1040.10 および 1040.11 を遵守しています。